本研究では、バイオ由来樹脂の更なる用途拡大をめざし、強度と生分解性を向上する添加剤を高速で探索し、その効果を実証しました。
本稿前半では、「第31回ポリマー材料フォーラム」(主催:公益社団法人高分子学会)広報パブリシティ賞を受賞した研究成果について、その研究プロセスを紹介しています。
続く後半では、今回の探索に成功した研究者に、CIの有用性や先進性について語っていただきました。材料探索から実証実験までわずか2カ月。網羅的な文献調査は実質的に不可能なため、AI技術を活用して材料探索ができることは、材料研究者としては大変助かったそうです。 そして、材料探索に膨大な時間がかかる要因には、さらにシミュレーション工程があります。
今回は31万通りのシミュレーションを数分で探索、しかも普段研究者が使っている業務用PCを使って探索しています。 このように、このたびの研究成果は、材料開発プロセスの上流工程を高度に効率化するCIの特長が活かされる好事例となりました。
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